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ゲームしないんですか?!

和彦は、あらためてターニャとユッカの方を見た。
二人は、嬉しそうな顔で和彦を見ていた。
和彦は、ほっとして口を開いた。
「ターニャ、ユッカ、本当に大丈夫?」
「はい、絶好調です。」
(なんで、AIに具合を尋ねるのかしら……)
エイミーはそのやりとりを不思議な顔で眺めていた。
(それにあの子たちの学習も。
 さっきの悪ふざけ、どこで学習したのかしら)
エイミーは、ターニャとユッカを人として見始めていることに気が付いていなかった。

「さ、じゃあ、ターニャにユッカ、ポリマーを塗って。」
そう言って和彦は、『極薄保護ポリマー』を取り出し、ターニャに渡した。
「?」
ターニャは、ポリマーの容器を受取り、不思議そうに眺めている。
「どうしたの?
 素肌が露出している部分に塗って。」
「塗る?」
ターニャは明らかにポリマーを塗るという行為を学習していないようだった。
「……。」
呆気に取られて和彦はエイミーの方を振り向く。
エイミーは、掌を上にむけ、両手を少し上げ『さあ、わかりません』というポーズをとった。
エイミーにはターニャがワザと悪ふざけをしているように思えてならなかった。

仕方なく、和彦はこの前と同様にターニャの腕や脚にポリマーを塗った。
特に脚はホットパンツなので、脚の付け根に近いところまで塗らなくてはならず、湿った暖かい肌とターニャの匂いで和彦は自分の下腹部が興奮してくるのを感じ、思わず困っていた。
ターニャが塗り終り、今度はユッカにポリマーの容器を手渡した。
ユッカは、陽気を受取ると、ふたを開け首筋など素肌が露出している部分に、自分で塗っていた。
「ユッカは、自分で塗れるんだ。」
「はい、マスター。
 私は、手袋やスカートにレギンスと、素肌の露出している部分が少ないので。」
ユッカはまるで素肌の露出が多い洋服なら自分も塗ってもらうのにと言いたげだった。
「そうか……。
 え?今なんて?」

和彦はユッカの意味ありげなセリフの意味を探ろうと聞き直そうとしたが、ユッカはにこやかな顔で和彦に近づき、手渡しでポリマーの容器を渡し、そして、そのまま和彦の手を包み込むように両手で覆った。
ユッカの掌は暖かく、柔らかだった。
また、ユッカからはターニャとは違う、香りだついい香りがして、和彦は思わず香りを吸い込んでいた。
「マスター!
 もう、マスターったら、匂いを嗅がないで!!
 ゲームをスタートしないんですか?!」
エイミーがしびれを切らし、駄々っ子を叱るような声を出した
「え?
 ああ、ごめん、ごめん。」
(ターニャもユッカも、この前のこと、怒っていないみたいでよかった。)
和彦は、ほっとして改めて二人を眺めた。

おまけ
今回は、どこかのばったもんのような絵になってしまいました(涙)
元ネタの絵師さんのように美人に描きたかったです…。
勉強したいんですが、時間が無くて。
『電猫』がメジャーになったら、依頼したいです(頑張らなければ!!)。

本文の説明と少し違いますが、まあ、イメージということで…。
ユッカ


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非公開コメント

No title

いやいや、
充分カワイイじゃないですか(●^o^●)

でもオジサン的には
デカい斧といえば、この子だなぁ…
http://blog.livedoor.jp/sierra7/archives/55110233.html


ショートカット好きもありますが
あの、振り下ろした時の
おしりが堪りません( ̄▽ ̄)





かなり意外な展開…
AIというより、
いたずら好きな、妖精たち
って感じですね(#^^#)
プロフィール

電脳子猫@委員会

Author:電脳子猫@委員会
エロ、グロ、怖いのは苦手。
時代劇や明るくちょっとエッチなSF好きのコンピュータエンジニアです。
どこかで読んだこと、見たことがある?
そんなことも随所に出て来るかと思いますが、それもお楽しみとして。
あくまでもオリジナル小説を目指します。

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