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Encounter with PettyArmy

今度は、ゴブリン2体とペティアーミー1体が出てきた。
ペティアーミーは、人型だが、2M位の身長で首から上が蜥蜴そのものだった。
武器は、ゴブリンが棍棒、ペティアーミーは身長よりも長い3Mくらいの鋭くとがった剣先を持つ槍を持っていた。
ゴブリンは、ターニャを見るや先制攻撃で、いつもの様にこん棒を投げつけてくる。
「流れ星に注意……。」
和彦は謎の女性の言ったことが気になって仕方なく、エイミーに声をかけた。
「エイミー、画像を拡大することはできる?」
「はい、出来ます。
モニターに二本の指で広げるようにしていただければ、その部分の拡大表示が可能です。」
「わかった。」
和彦はターニャの言う通りに指を広げて、モニターの敵3体をアップにした。

「あっ!」
和彦は、ペティアーミーが槍を持っていないのに気が付いた。
そして慌ててモニターを引き、ターニャの方を見た。
ターニャは、まさに飛んで来る棍棒に照準を当て、引き金を絞るところだった。
「ターニャ、左にダイブ!
 早く、左に飛ぶんだ!!
和彦は、インカムに向かってどなった。
「はい!」
ターニャは、射撃を止め、間髪入れずに和彦の指示通りに自分の左側に身を投げ出す。
地面の石に身体をぶつけ、ターニャは顔をしかめたが、すぐに、ターニャが立っていたところに、ペティアーミーの槍が空から降って来て地面に突き刺さった。
「危なかった。
 ターニャ、背中に飛んでいった棍棒が戻ってくるところを撃って。」
(あんなのがターニャに刺さったらたいへんなことになっていた)
ターニャは頷き、起き上がると同時に振り返り、棍棒がまさにブーメランのように引き返そうと軌道を変えたところを銃撃し、粉砕した。

「ターニャ、また、槍が飛んでくると嫌だから一気に畳みかけよう。」
ペティアーミーを見ると、既に新しい槍を手にしていた。
「今度は、真ん中のペティアーミーから。
 あとは、左のゴブリン、右のゴブリンの順。
 『左を制する者は、世界を制する』ってね。」
「?」
「いいから、いいから。」
「了解しました。
 ロックオン完了。」
「よーし。
 ターニャ、GO!」
ターニャは、再び、モンスターの方に身体をひねり、体制を立て直しながら走り出し、あっという間に3体を撃破する。
「さすがだね。
 ターニャ。」
ターニャは嬉しそうな顔をして見せた。

「良く判りましたね。」
「え?」
「槍が飛んで来るのを。」
エイミーが感心した様に声をかけた。
「ああ、女の子が出てきて、ヒントをくれたからだよ。
 『流れ星に注意』って。」
「でも、とっさに機転が利くのはさすがです。」
「そっかぁ」
和彦は照れ臭そうに言った。
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ダブルヘッダー

鬱陶しい梅雨に入りましたね。
梅雨空を吹っ飛ばせ―!!で、今日はダブルヘッダーでした。
m(__)m
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電脳子猫@委員会

Author:電脳子猫@委員会
エロ、グロ、怖いのは苦手。
時代劇や明るくちょっとエッチなSF好きのコンピュータエンジニアです。
どこかで読んだこと、見たことがある?
そんなことも随所に出て来るかと思いますが、それもお楽しみとして。
あくまでもオリジナル小説を目指します。

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