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Encounter with GOBLIN

和彦の掛け声と同時に、ターニャがプラチナブロンドの髪をなびかせ、勢いよく走りだし、ぐんぐんとゴブリンとの距離を詰めて行く。
ラウンドイーグルの破壊力が100%を差した時、和彦は次の指示を出した。
「まず、右端のゴブリン、次に左端のゴブリン、最後に真ん中のゴブリンに、アタック開始!」
「了解しました。
 ロック完了。
 行きます!!」
ターニャは、言われた通りに、右のゴブリンから倒し始めた。
左のゴブリンを倒したところで、真ん中のゴブリンがこん棒をターニャに向かって投げてきた。
「ターニャ、棍棒が飛んで来るから、避けて。」
ターニャは、軽く首を横に倒し、棍棒をやり過ごし、そのまま、射撃の体制に入った。
「ターニャ、後ろからこん棒!
 伏せて、そのまま、伏せ撃ち!!」
言われた通り伏せたターニャの頭の上をこん棒が持ち主のゴブリンの方に戻っていく。
ターニャは、1発目でこん棒を粉砕し、2発目でゴブリンを始末した。
「ナイス!
 ターニャ。」
ターニャは、起き上がり、埃をはたき落としながら和彦に向かって手を振った。

少し進むと、また、同じ型のゴブリンが3体現れた。
今回は、3体同時に、ターニャに向かってこん棒を投げてきた。
ターニャは、飛んでくる3つのこん棒を順に銃撃で粉砕する。
「あっ!」
最後の1つを粉砕したところで、木くずがターニャの目に入った。
ターニャは、痛くて目を閉じていると、新たな棍棒を持ったゴブリンが迫ってくる。
「ターニャ、銃身を右に。
 行き過ぎ。
 そう、そこで撃て!
 次は、左90度。
 そう、撃て。
 最後は……。」
和彦は、ターニャの目になり指示を出し、敵を撃破した。
「マスター、ありがとうございます。」
「いいよ。
 それより、目は大丈夫か?」
「はい、木くずが少し入っただけですので、もう大丈夫です。」
手で少し目をこすりながら、ターニャはにっこり笑って言った。

しかし、和彦はターニャの動きで気になったところがあった。
(ターニャは連射の時、少し貯めが…、動きが鈍いところがあるな。
 今も、もう少しスムーズだったら、棍棒が近づく前に粉砕出来て、破片が目に入ることはなかったのに…。
 女の子だから、そこまで腕力がない設定なのかな…。)

エイミーは、そんなやり取りを黙ってみていた。
「この先は、流れ星に注意よ。」
ターニャの右側から急に女性が現れ、ターニャに向かってそう囁くと、すぐに消えていった。
「マスター。
 聞こえましたか?
 今の人、何か言ってましたよ?」
「ああ、聞えた。
あれも、ヒントなのかな?」
和彦は首を傾げた。
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No title

>「この先は、流れ星に注意よ。」


おっと、流れ星といえばこれだっけ?
https://www.youtube.com/watch?v=SAjGs0V7uG8





あ、ちゃうわ( ゚Д゚)
となると、暗黒流れ星かな?
http://www.jakushou.com/ture/manga/mei/honoten.htm

まさか、朝から更新されるとは思わなかったもんで…
いつもは、勤務中にガラケーでチェックして
仕事そっちのけでコメントを考えてます(◎_◎;)




電猫を10倍楽しむために

いつも電猫を楽しんでいただいて、ありがとうございます。

今回のお話の中に、電猫のすべてのきっかけになる大事なキーワードが隠れています。
これから徐々に判明していきますが、今の時点では『何が』は内緒です。
いずれ、”あっ!”と思うことがあると思いますので、お楽しみに(笑)。

あと、お詫びです。
実は「ほっこりタイム」にも、もう一つの大事なキーワードを入れていたはずなのですが、読み返したら、『抜けている!!』ことが判明…。
半分、寝落ちしていたのが原因か!!
”パシッ”(言い訳しないの!byエイミー)
いたた、ごめんなさい。
これについては、おいおいリカバーしていきます。

これからも、電猫をお楽しみください。


プロフィール

電脳子猫@委員会

Author:電脳子猫@委員会
エロ、グロ、怖いのは苦手。
時代劇や明るくちょっとエッチなSF好きのコンピュータエンジニアです。
どこかで読んだこと、見たことがある?
そんなことも随所に出て来るかと思いますが、それもお楽しみとして。
あくまでもオリジナル小説を目指します。

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