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ハトは出ません!

「では、説明を受け、すべて承諾するとその書類のお名前を書く欄にサインをお願いできますか?」
「もちろん。」
和彦はそう答えると、エイミーから書類を受取り、その書類にサインをして、エイミーに戻した。
エイミーは書類のサインを確認すると、どこからか取り出した封筒にその書類をしまった。
「なんか、手品みたいだな。」
「ハトは、出ませんよ。」
不思議そうな和彦の顔を見ながらエイミーは笑って答えた。

「では、ゲームのご説明をさせていただきますね。」
そういうと、エイミーはにっこり笑い小首をかしげて見せた。
(可愛いな~♪)
和彦はエイミーの何気ないしぐさを見て、グイグイと引きこまれていくようだった。

「このゲームは、様々なダンジョンが用意されていて、その中を冒険しながら、敵キャラを倒していくアドベンチャーゲームとなっています。
 先程、マスターが言われたように、道中で仲間を増やしたり、仲間を強化させ、凶悪な敵、怪物を撃破していきます。」
「ふーん。
 剣士や魔法使いはいるの?」
「はい。
 現在、職業として『セイバー』『ランサー』『ウィザード』『バーサーカー』『アーチャー』『ウォリアー』などが用意されています。」
「え?
 なんで職業なの?」
「まあまあ、そんな細かいところに食いつかないで。」
エイミーは、さらりと受け流しながら、説明を続ける。

「職業の各々は、長所と短所がありますので、出てきた敵に合わせ迎撃します。
 マスターは、敵を見て、仲間に指示を出し、撃破していきます。
 敵を撃破すると、賞金やいろいろなアイテムを獲得することが出来ます。」
「その賞金で武器を買ったり、アジトを強化したりできるんでしょ?」
「はい、よくご存じで。」
エイミーは感心したように頷いた。
「ああ、今流行りのトラ猫ダンジョン物語と一緒だ。」
和彦は、ほとんどゲームらしいゲームをやっていなかったが、宣伝で出てきた女性キャラが気に入って、唯一、そのゲームだけ楽しんでいた。
「あれは、カードゲームですが、このゲームは戦闘シミュレーションゲームです。
 くどくど、説明するよりは実際に遊びながらの方がわかりやすいですね。」
「そうしてくれると助かるよ。」

「では、最初はこちらからのプレゼントでマスターの仲間を一人つけます。
 『セイバー』『ランサー』『アーチャー』のどれがいいですか?」
「え?」
突然だったので、和彦は言葉に詰まった。
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No title

>『セイバー』『ランサー』『アーチャー』のどれがいいですか?

おっと、予想外でした!( ゚Д゚)
ミステリータッチの謎解きモノかと想定しておりました
(ゲームから遠ざかってますもんで…)




セイバーとランサーは、クルマですね(#^^#)

いや、セイバーいうたら
こっちだな(-。-)y-゜゜゜
http://www.hasegawa-model.co.jp/hp/catalog/th_series/th16.html





んで、アーチャーは
これしか知りません(^^;)
https://www.1999.co.jp/10500659





さて、次はどんな風に
予想を裏切ってくれるのか?

楽しみにしておりまする(●^o^●)
プロフィール

電脳子猫@委員会

Author:電脳子猫@委員会
エロ、グロ、怖いのは苦手。
時代劇や明るくちょっとエッチなSF好きのコンピュータエンジニアです。
どこかで読んだこと、見たことがある?
そんなことも随所に出て来るかと思いますが、それもお楽しみとして。
あくまでもオリジナル小説を目指します。

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